皆さんの小学校では、シャーペンを使ってもよかったですか?
私の学校は6年間禁止でした。
最近ふとそんな記憶が蘇り、
「どうして小学校でシャーペンを使ったらダメだったのか?」
疑問が湧いてきました。
そんな疑問を抱いている、保護者や現役小学生がたくさんいると思います。
今回は、私なりに考えるシャーペンを使ってもいい理由を3つお伝えします。
今でも小学校現場には、謎ルールがたくさん残っているとよく聞きます。
このシャーペンの件もその1つだと思います。
今回は小学校シャーペン禁止の理由を論破していきたいと思います。
小学校シャーペン禁止を論破してみた!シャーペンを使ってもいい3つの理由
調べてみると、小学校でシャーペンを禁止している主な理由が3つあります。
- 筆圧が弱い小学生が使うと、安定せずに、すぐ芯が折れてしまう
- シャーペンを分解して、授業に集中できない
- 高価なものも多く、盗まれたり、買えなくて不公平感が出てきてしまう
一つずつ論破していきたいと思います。
筆圧が弱い小学生が使うと、安定せずに、すぐ芯が折れてしまう
1番禁止している理由で挙げられているのがこれです。
確かに入学してくる多くの子どもたちは筆圧が弱く、2〜4Bの鉛筆が推奨されています。
ひらがな鉛筆のようなものもありますよね。
筆圧が弱いと、シャーペンの芯が折れて、その都度芯を交換しないといけません。
しかし、高学年の子どもにはその理由は納得できません。
「なぜか?」家や塾などで普通に使っているからです。
今はシャーペンも進化してきていて、芯の折れずらいシャーペンや強度の強いシャーペンの芯も売っています。
これらを使うことで、問題は解決できると思います。
シャーペンを分解して、授業に集中できない
次に多く挙げられる理由がこれです。
私もよく、塾でやっていました。
でも本当に授業に集中できないのは、シャーペンのせいなのでしょうか。
おそらく授業に集中できない理由は、
- 授業が難しくてついていけない
- 授業がつまらない、面白くない
という点ではないでしょうか。
小学校時代の私はそうでした笑
なので、シャーペンを使う使わないの前に、大人側が現状を見直す必要があると強く感じます。
高価なものも多く、盗まれたり、買えなくて不公平感が出てきてしまう
最後の理由としては、シャーペンを使うことで不公平感が出たり、要らぬ心配が出てきてしまうということです。
これも大人側の都合ですよね。
「ルールが子どもを守っている」
よく校則を正当化する際に使う考え方です。
でも本当にそうなのでしょうか?
この理由が正当ならば、中学生や高校生も使ってはいけないということになります。
私には、不要な揉め事を作りたくないという大人側の都合を、子どもに押し付けているだけに感じます。
「自分の持ち物は責任を持って自分で管理する」
子どもの頃から、このような考え方を習慣化することも大切です。
私の感想
今回調べてみて、感じたことは、学校には数多くの理不尽なルールが残っているという点です。
髪型の色や下着の色、日焼け止めを使ってはいけないなど、学校でしか通用しない数多くのルールが存在しています。
1番の問題は、「なぜそのルール、校則があるのか?」学校としても上手く説明できないという点です。
多くは、形骸化されていて、なんとなくルールや校則が残っている状態であると私は思っています。
学校のルールや校則もアップデートしていく必要があります。
特に今回のシャーペン禁止も、全ての学年に当てはまることではなく、私は高学年ごろから使用していいと思っています。
文部科学省も、筆記用具についての規定は設けていません。
いき過ぎたルールの背景には、「他者を思い通りにコントロールしたい」という構造があるのでは無いかと思います。
その思いが暴走してしまうと、昨年度起こった宝塚市のような体罰に繋がってしまうと思います。
シャーペン使いましょう
「シャープペン禁止」に従わぬ児童に体罰指導 宝塚市立小教諭を減給処分 https://t.co/KsBoF0AfNr
— uho (@ugcfyij) September 26, 2023
まとめ
小学校シャーペン禁止を論破してみた!シャーペンを使ってもいい3つの理由をお伝えしてきました。
私の息子も、来年度から小学生になります。
1人の親として、より良い社会になってほしいと願っています。
そのためには、「理不尽なルール厳守の強要」や「子どもを思い通りにコントロールしたい」
という考え方から脱却しないといけません。
私自身も自分の息子に対して、そのような考え方で接してしないか?日々見直していく必要があります。
子どもたちにとってより良い社会になるために、私自身も考え方をアップデートしていきたいと思います。
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